2019113日に、「いまこそ、患者協働の医療の実現を!2019 ~患者と医療者の協働できるつきあい方」をデジタルハリウッド大学大学院にて開催しました。

基調講演は、NPO法人患者中心の医療を共に考え 共に実践する協議会(JPPaC理事長畑中和義様より「JPPaCでの学び内省から「患者協働」を考える」として、また、独立行政法人国立病院機構東京医療センター総合内科尾藤誠司様より「患者と医療者はなぜすれ違うのか?」として、お話をいただきました。

それを受けて、「患者と医療者の”協働できる”つきあい方」をテーマにしたパネルディスカッション、さらには参加者全員が参加して感想などを、グループに分かれる時間を作りました。

また、ポスター発表として、6団体による活動報告がありました。

当日は約50名の方のご参加があり、事後アンケートの結果、とても好評をいただけた一日となったようです。

 

なお、代表の宿野部は、113日を、11(いい医療を)3(みんなでつくろう)として、「患者協働の医療の日」と制定する宣言しました。(鈴木記)


【参加者の声(アンケートより抜粋)】

  • ある立場から別の立場に不満を持ち、不満をぶつけることではなく、その不満から社会を変え、よくしていこうとしていく視点は私にとって今までなかった視点でした。言うだけの人ではなく、行動できる人間になりたいと思います。
  • 難しい講座だと思ったが自分の生活と合わせて共感出来る事が多かったし良い勉強にはなった
  • 医療に関わる仕事をしていて家族が難病になり“患者さん”との関わり方を改めて考えさせられた場になりました。
  • 様々な患者発信のセミナーや講演会があるのだと知りました。今後の方針を考える上で患者本人の意思が汲み取れなかったり患者の意思に答えるために自分に何ができるのかを考えるきっかけになりました。